2011年10月11日

今は青年海外協力隊員でもブログを書いている時代。

前回のブログで
スティーブ・ジョブズ氏の件や
私もアップルユーザーということもあり
私のパソコン遍歴を書きました。

インターネットに関しても
使いこなしているとか、深く知っているというわけではないですが
初めてプロバイダと契約して
e-mailアカウントを取ったのが97年ぐらいですから、
個人でインターネットを利用している期間も
結構長くなりました。

物を買ったり、調べたり、
コミュニケーション取ったり
結構依存しています。

それでも、成人してしばらくは
インターネットを使用していない時期はあったわけです。
そんなこんなで、インターネット、パソコンに関して
おもしろい時期に生きてきたな
と思うときがあるのです。


さてさて、何を言いたいのかわからない書き出しでしたが
現在私が作っている、スリランカ関係のブログリンクサイト
「わたらっぱん」
http://lanka.kareido.com/

ブログを探しててよくあるのが
青年海外協力隊員のブログ。
今では協力隊員もインターネットを利用しているんですね。

遠い途上国にいても
インターネットに常時接続していれば
日本の情報は手にはいるし
世界中の情報が手に入る。

たとえば、どこかの国の隊員が活動で
British Standardが必要になったとき
書籍を取り寄せるのに何ヶ月もかかったって
読んだ記憶があります。
でも、今ならインターネットで検索出来てしまいます。

誰かと相談したいなら電子メールがありますし、
お互いにスカイプを利用できる環境にあれば
電話代を気にせずに話をすることが出来ます。

そして、もとの職場や家族、友人やお世話になった人達に
自分の状況を伝えるときにはブログを使えば同じ内容のことを
多くの人たちに伝えることが出来ます。

いやぁ、便利になりました。
現在インターネットを多用している私は
このような現実を否定するわけではありません。

がしかし....

私の隊員期間中は
インターネットを使用できるはずもなく
電気水道がない下宿も数ヶ月経験し
お風呂も土を掘っただけの井戸で水浴びでした。

国際電話をかけられる町に出るまでバスで一時間
大晦日に実家に電話をかけて
下宿にもどったら、短波ラジオで紅白歌合戦を聞く。

短波ラジオも暇なときに
いろんな周波数試したり
一番クリアに聞こえる場所を探したり...

電気が無い下宿では
ランプで本を読む。

本も日本に手紙を書いて取り寄せて送ってもらう。
環境や途上国開発や南北問題や多国籍企業のなど
一冊読んだら、その本で紹介されていたり
資料として参照されている文献を取り寄せたり。
もちろん実家にお願いしてからも結構時間がかかる。
格闘技雑誌は直接送ってもらった。

日本ではほとんど書かなかった手紙も書いた。
何人もの人に似たような内容を書くのが面倒で
通信みたいなものを5回ぐらい発行してみんなに送った。
もちろん郵送。

下宿では日本語の活字が少ないので
同じ本や雑誌を
何回も何回も読んだりする。

私だったら
インターネットが使用できるなら絶対頼る!
だから、今協力隊に行っていたなら
上に書いたような経験や感じ方は
絶対出来ないだろう。

さらに、、
一昨年以前お世話になった下宿に行ったら
電気がなかった家なのに、電気が来ていた。
それはそれで良いことだ。

しかし、
ランプで本を読んだり、手紙書いたり、
外に出たら、360°人工的な光が見えない風景や
真っ暗で本当に何も見えないような場所にぽつんと立ち
遠くから来るバスの光を見て安心する....
そんな経験や。

外にあるトイレに行くときに
ふと見上げた夜空に見えるきれいな星。

井戸で水浴びをして
石けんを洗い流すためにくみ置きをしていた水を
下宿で飼っていた牛に全部飲まれてしまうとか

もし今同じ所に赴任していたら
そんな経験できないんだな。

いやぁ、楽しかったなぁ。


パソコンに関して言えば
融通の利かない3行しか見えないディスプレイで
いろいろ工夫しながらワープロ使っていたりとか。

書類は全部手書き、図面も手書き。
それらを経験して、
まだ便利でなかったパソコンを
何とか仕事で使えないかいろいろ試行錯誤し
そのうち便利になって
インターネットも使うようになる。

それらの流れを
まだ比較的若いうちに経験することができ
受け入れることが出来た。

だらだら書いていて
何を書きたいのかわからなくなってしまいましたが。

パソコンが普及していなかった時期だけでなく

すでにインターネットもパソコンも
当たり前に存在している時期だけでなく

その両方に社会人になってから関われた。
この流れにこの年齢で、このタイミングで関われたって
結構おもしろいのではないかと思っている。

そして、電気のない生活。
電気のある生活。

あれば、手にはいるのであれば
便利だし、欲しいし、手放せない。
手にはいるのに、自分から手放すなんて
なかなか出来ない。

でも、無い世界に入ってしまえば
それなりに生活できてしまう。


私は半端で加減で

便利なITばりばりだぁ 
最新技術追っかけて、IT使いこなすんだ
ってわけでも無いし

少しぐらい不便でも
人間は幸せに暮らせるんだ、環境のために人間として生きるために
ハイテクから離れて、ローテクで工夫しながら生きるんだ!
なんて気合いも理想もない。

そんなハッキリしていないけど
それはそれで楽しいし
この時代に生まれて、何となく生きてきて
両方経験できて良い経験なのではないかと思うときがあるのだ。


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Posted by かれい♂ at 13:00│Comments(0)日記
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