2010年06月08日

第51話 あっ、兵隊さんだ

スリランカ南部の街、マータラからコロンボに向かう途中
アーミーのキャンプの前を通る。
前の広場にみんな集まっている。
キャンプの塀の上から顔を出している兵士に聞いてみると
新兵のトレーニングの終了のセレモニーらしい。



何をやっているか兵士に聞いているとき
私は少し怖かった。
確かに笑顔で話をしている
でも、この国は数ヶ月前まで内戦をしていたのだ。
ひょっとしたら、この人たちも数ヶ月前まで戦っていたのかも。

個人を攻めるわけではないんだけれどね。

素人意見で申し訳ないのだが
優秀な兵士の条件の一つは
目の前の敵を殺せる事だとおもう。

だって、今までそんなことをしたことがない人たちが
いきなりできるわけがない
追い詰められてやってしまったとしても
平然としていられないだろう

アメリカ兵だって、帰国してからも苦しんでいる人たちがいるって言うし。

でも、それを訓練していくわけだ。

そして、戦場に出て生き残っている人たちが街にいるわけです。
いいとか悪いとかしょうがないとか、そんなの抜きにして
現実としているわけです。

同じ日、コロンボに着いてから
街を歩いていて見つけた看板。



アップしてみます。



そう、少年兵の看板。
少年兵が問題になっています。
スリランカだけではなくて他の国でも。

少年の頃から、学校へ行かず戦っていたら
戦うことしかできません。

スリランカではないですが
テレビで見た話では
子どもがゲームのように、その数を競うように、
戦闘をしているとか。

何とか引き取って、戦いから引き離さないといけないのだろう。

スリランカでは孤児院に訪問してきたけれど、
大きくなった子たちの仕事はみつかるの?
と聞いたところ、アーミーに行く子たちもいるのだそうだ。


  

Posted by かれい♂ at 13:02Comments(0)SriLanka 紀行
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