2010年01月22日

第33話 スリランカで井戸生活。

パンラマの下宿の家の周りをぐるっと歩いてみました。
ここは水道が来ていないので井戸を使っています。

第33話 スリランカで井戸生活。

一つだけではなく、いくつかあります。
こちらの井戸は、水場がちゃんと作ってありますね

第33話 スリランカで井戸生活。

いくつも井戸があるのは、
中に水がない井戸があったので
水がかれたときに掘りなおしたのでしょう。

中をのぞいてみました。

第33話 スリランカで井戸生活。

固めてあるのが丈夫だけで、下の方は土がむきだし。
水が少ないですねぇ。
ここはドライゾーンと言われている地区だと思うのですが
今は乾期なのでしょう。

次の写真は、16年前、
私が下宿していた頃の井戸です。

第33話 スリランカで井戸生活。

コンクリートで固めてない
土を掘っただけの井戸です。
足場に板が渡してあるだけ。

右側にあるのはプラスティックの洗濯たらい。
スリランカにいるときは洗濯用に持っていました。

ここで、洗濯したり体を洗ったりしていました。
ここの下宿での洗濯たらいの用途には
体を洗ったら、石けんを流す水をためておくと言う
重要な役割がありました。
土をほっだたけの井戸で
体の石けんすすぎながら水くみしていたら
石けん井戸に入っちゃうかもしれないし。
足場の板の上で足を滑らしちゃうかもしれないしね。

で、最初にくみ置きして
ちょっと離れて体を洗っていたという次第。

そして、この家で飼っている牛

第33話 スリランカで井戸生活。

この牛かどうかわからないけど
この家で飼っている牛と水浴びの思い出があるのだ。

ここの家では、昼間はどこかに連れて行って
草をたべさせているらしかった。
(はっきり確認していないけど、この地区ではあちこちに
山羊とか牛がひもでつながれていて草を食べていた)

そして夕方、子どもが家に連れて帰ってくる。

ある日、私はたらいに水をためて体を洗っていた
もちろん体中石けんだらけ。

ちょうどそのとき、下宿の子どもが一頭の牛を連れて帰ってきた
下宿の子どもは日本人の体格なら、小学校の低学年か中学年、
しかもやせている。
そんな子どもが紐を引っ張って牛を連れてくる。

牛が私の方に向かってきた。
子どもは一生懸命引っ張って別の方向へ連れて行こうとする
でも牛は私のすぐ近くに。
そして、私がためておいた、たらいの水を飲み始めた!
子どもは紐をひっぱって連れて行こうとするが
牛は言うことを聞かない。

結局全部飲み干して、牛は行ってしまった......
私はシャボンだらけの体で
また井戸の水をくみ直したとさっ。
おしまい、おしまい。


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