コンクリートは「乾く」のではなくて「固まる」

かれい♂

2011年07月08日 12:52

コンクリートを流し込んだ後、
だんだん固まってくるときに

「乾く」という表現をするときがあります。
コンクリートに関してよく知らない方の表現ですが、

実は乾かしてはいません。
水とセメントが反応して固まっています。

乾かしてしまえば
乾燥に伴う収縮によって
予定した堅さにならなかったり
ひび割れが生じたりします。

なので、工事現場などでは
水をまいたりする「湿潤養生」と呼ばれることをします。
上にむしろのような保水する物を載せて水をまき
湿潤状態を保ちます。

コンクリートの品質を調べる試験用のコンクリートは
温度管理された水につけて置いたりします。

コンクリートが乾いて
白くなっていくのは良い状態ではないのです。

特に夏場は気をつけなくてはなりません。
(温度が下がりすぎてもいけないので、冬も注意が必要です。)

建設に関わりない一般の方には関係ない話なのかもしれませんが、
自分でちょっとコンクリート練って庭とか治そうとするときとか
業者に頼んで新築やリフォームなどしてもらうときとか

ちょっと頭のすみにあるとよいかもしれません。

こんなページも参考に
http://www.doctor-sumai.com/bbp01.php?itemid=420

まぁ、私もコンクリートに関してくわしいわけじゃないので。
これ以上専門的なことを聞かれてもわかりません(笑)

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