コンクリートは「乾く」のではなくて「固まる」
コンクリートを流し込んだ後、
だんだん固まってくるときに
「乾く」という表現をするときがあります。
コンクリートに関してよく知らない方の表現ですが、
実は乾かしてはいません。
水とセメントが反応して固まっています。
乾かしてしまえば
乾燥に伴う収縮によって
予定した堅さにならなかったり
ひび割れが生じたりします。
なので、工事現場などでは
水をまいたりする「湿潤養生」と呼ばれることをします。
上にむしろのような保水する物を載せて水をまき
湿潤状態を保ちます。
コンクリートの品質を調べる試験用のコンクリートは
温度管理された水につけて置いたりします。
コンクリートが乾いて
白くなっていくのは良い状態ではないのです。
特に夏場は気をつけなくてはなりません。
(温度が下がりすぎてもいけないので、冬も注意が必要です。)
建設に関わりない一般の方には関係ない話なのかもしれませんが、
自分でちょっとコンクリート練って庭とか治そうとするときとか
業者に頼んで新築やリフォームなどしてもらうときとか
ちょっと頭のすみにあるとよいかもしれません。
こんなページも参考に
http://www.doctor-sumai.com/bbp01.php?itemid=420
まぁ、私もコンクリートに関してくわしいわけじゃないので。
これ以上専門的なことを聞かれてもわかりません(笑)
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