地に足をつけて生活している人ほど....
以前にもとりあげた映画
「わすれない ふくしま」
その関係で情報が入ってきました。
映画『BASURA バスーラ』オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/basura-movie/entry-11472513599.html
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映画「わすれない ふくしま」に描かれた福島県相馬市の自ら命を絶った酪農家の男性の妻と息子2人が3月、東電に対して損害賠償を求めることが2月17日(日)朝日新聞・社会面に取り上げられました。
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このブログで朝日新聞の画像が掲載されています。
朝日新聞のウェブサイトにも掲載されていました。
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201302160431.html?ref=nmail
--以下一部引用--
バネッサさんは00年、母国のフィリピンで重清さんとお見合いして結婚し、相馬市に来た。約40頭の乳牛を育て、つくった堆肥を売る生活。重清さんは寡黙だが、家族との暮らしをいつも一番に考えてくれた。休日には長男(8)、次男(7)と4人で買い物に出かけたり、山で山菜を採ったりした。バネッサさんにはそんな日常が幸せだった。
--引用おわり--
福島県の原発事故のことで感じることは、
田舎で地に足をつけて生きている人たち、
人間が生きていくのに必要な食べ物を作る人
獲ってくる漁師さん、
そんな人たちが大きな影響を受けているということ。
地面がなくても生活できる人、
誰かが集めた情報を廻してお金を得るとか、
お金を動かしてさらに大きな大きなお金を得る人とか、
高い位置から人や物を動かす(指示をしている)人とか、
そんな人たちの近くに原子力発電所はないし、
何かあってもさっさと移動してしまえばいい。
でも一所懸命耕した土地はもって逃げられない。
お天道様のしたで汗水垂らして畑を耕し、
作物を作り、家畜を飼い、山に入ってものを獲り
海に行って魚を捕る。
そんな人間が生きてゆくのに必要なこと、
人間がこの狭い日本で永続的に生きてゆくのに
大切なことをしている人たち、
意識を持ってがんばっている人たちほど
影響を受けてしまっているのではないだろうか。
この新聞に取り上げられた人も、
巨大なエネルギーは必要とせず、
家族の幸せを願い、
慎ましく暮らしている人が、
遠く離れた都会のための電気を作るための発電所の事故で
こんな悲しい目に遭わされてしまうのだ。
やりきれないっすね。
ところで映画「わすれない ふくしま」
http://wasurenai-fukushima.com/
3月から公開始まります。
http://wasurenai-fukushima.com/#theater
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