第18話 ダーネの準備だね。
さて、家のお父さんの一周忌でお坊さんがやってきます。
その時に食事を振る舞います。
ということで、みんな準備に大忙しです。
食事を振る舞うばかりでなく
物やお金を寄付したり(お布施かな)するときも
施設に行ってみんなに食事をふるまったりするときも
ダーネと言います。
ドネイションdonationとダーネdane。
語源が一緒だったりして。
男衆は何か作っています。
正確には、人を頼んで何か作らせています。
完成まで見ていないので何かできるかわかりませんでした(笑)
人に作らせて見ていただけではありません。
家の塗装もやり直しました。
家の中も塗り直しています。
水場も石とセメントで作り直しています。
石を並べて.....
モルタルで仕上げます。
平らな石とモルタルを使って小規模な構造物を作る方法は
よく行われています。
女衆は食事の支度
まだ数日前なので、日持ちのするお菓子類を作っています。
家の中にも台所があるのですが
それでは足りないので、外にかまどを作って
そこで作業をしています。
家の息子はこの写真を撮りながら、
裸足になった私の脚を指さして
「かれい♂も俺たちといっしょだ」
とか言いながら笑っております。
揚げ物しているおばちゃん達も裸足です。
こちらではなにやら干した魚を刻んでいます。
臼でついています。
この魚はかつお。
と言うことで日本で言う鰹節なのでした。
さて、このあとは
スリランカのお菓子「ドドル」作りです。
16年前、もらって食べたときに
私の歯の詰め物が外れてしまったという
因縁の食べ物です(笑)
しかし、これが結構手間のかかるお菓子だったのだ
どんな様子だったかは
次のレポートにて。
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